今、電子書籍出版が熱いです。まだまだ、やっている人が少ない電子書籍出版。
ブルーオーシャンなんじゃないか?と言われてます。
電子書籍出版セミナーに行ってきたので、その情報をあなたにシェアしたいと思います。私は元々出版社の人間なんで、市場がどうなっているのか興味があり参加しました。
・ぶっちゃけ、電子書籍って儲かるのか?儲からないのか?
・副業でやるなら、ありか?それともなし?
今回は、そんなことを話していきたいと思います。
目次
電子書籍 出版とは?
電子書籍を著者として書いて、販売するビジネスです。電子書籍販売プラットフォームで販売します。代表的なのが、AmazonのKindleですね。
Amazonには、実際たくさんの電子書籍が置かれてます。
電子書籍が今狙い目と言われる4つの理由
理由は4つほどあります。一言で言うと、労力に対するリターンが大きいブルーオーシャンだからです。
理由1:Amazon電子書籍市場は伸びる
電子書籍市場は、これからどんどん伸びると予測されています。2017年でも、2241億円。2022年度には2017年度の1.4倍の3500億円程度になると予想されています。
出典:株式会社インプレス『電子書籍ビジネス調査報告書2018』
さらにご存知の通り、電子書籍プラットフォームのメインであるAmazonはどんどん拡大しています。今や、アマゾンは検索エンジンの1つじゃないかと言われており、グーグルとアマゾンの2代勢力になるとまで言われています。
理由2:電子書籍出版はライバルが少ない
そんな中、電子書籍を出版している人はまだまだ少ないです。しかも、あるちょっとしたポイントさえ押さえておけば、簡単にAmazonランキングの1位や上位にいくことができると、セミナー講師は言います(そのポイントは後ほど)。
各カテゴリの電子書籍ランキング1位の人をみればわかりますが、こんなレベルでいいのかと思うような人がいます。
理由3:電子書籍出版は誰でも出せる。しかもほぼ無料で。
電子書籍は紙の本とは違って、誰でも出せます。
紙の本の方は、誰でも出せるわけではありませんよね?自費出版なら出せますが、その場合、だいたい300万〜400万ほどの資金は必要になります。
電子書籍なら、自前で作ればほぼタダです。(もちろん、電子書籍の場合でも、表紙のデザインなどは外注したりして多少コストはかけた方がいいです)
理由4:電子書籍は比較的簡単に書ける
電子書籍とはいえ、本を書くのはしんどいと思うかもしれません。自分には無理だと思うかもしれません。
実は電子書籍は紙の本を書くのに比べたら、3分の1から5分の1程度の労力しかかりません。なぜなら、単純に電子書籍の場合は分量が少なってもいいからです。それが紙の本の3分の1から5分の1程度です。
実際、ブログを毎日1000文字ぐらい書ける力があるなら、簡単に書き上げることができます。ブログを毎日1記事を書くとしたら、だいたい15日~20日分ぐらいでもいいんです。だったら書けると思いませんか?
しかも、多少費用を出していいなら、インタビューをしてもらって、あとは編集者に書いてもらうと言うこともできます。分量にもよりますが、数十万円で受けてくれる編集者はいます。
では、電子書籍を出版すると、どんなメリットがあるでしょうか?
電子書籍出版の3つのメリットとは?
メリット1:印税による不労所得が得られる
電子書籍出版のメリットとして、まず思い浮かぶ「印税収入」を得られることです。出版したらあとはほったらかしでいけるので、不労所得に近いですね。
実は電子書籍は紙の本に比べて、印税率がはるかに良いです。私は、以前出版社にいましたが、その時出版した本の印税率は販売価格の6%~10%程度でした。
電子書籍のプラットフォームにもよりますが、販売価格の35%~70%の印税が得られます。
約3.5倍~11.6倍違います。
さらに、です。AmazonKindle Unlimitedの読み放題に登録した場合、ただ自分の本をめくられただけで印税が発生します。
メリット2:権威性が手に入る
これが、実が最大のメリットです。印税よりもこっちの方が遥かに大きなメリットです。
電子書籍を出版することで「権威性」が簡単に手に入ります。周りが勝手に先生と認めてくれます。
普通の人は、電子書籍が簡単に出版できることを知りません。なので、電子書籍でも、出版しているとすごい人と思われます。ましてや、Amazonランキングで1位とか上位に入っているような実績があれば、すごいと思うはずです。
本当の実力とは関係ありません。
もちろん、紙の本の方が権威性は強力ですが、電子書籍の方が遥かに少ない労力とコストで、権威性を作ることができます。
そして、権威性を武器に、紙の本の出したり、取材を受けたり、TVや雑誌のメディアに出たり、専門家としてブランディングできます。
その結果、自分の商品やサービスを売りやすく、お客さんの方から買わせてくださいと言われる可能性もあります。
メリット3:集客できる。濃いリストを獲得できる。
電子書籍から、直接集客につなげることもできます。電子書籍を読んでファンになった人が、あなたのホームページを訪れたり、メルマガの読者になったりします。あなたの本を読んで興味を持った人なので、とても濃いリストが手に入ります。
ちなみにこのリスト取りを重視するなら、印税は無視して、本の価格は無料や100円で出してもいいんです。
これら3つのメリットが電子書籍出版にはあります。
でも、電子書籍を出したはいいけど、売れないければ効果は薄いです。では、どうやって売るのか?
Amazon電子書籍ランキング1位を獲得する”最大の秘訣”とは?
本のタイトル?表紙のデザイン?価格でしょうか?あるいは著者の実績でしょうか?
もちろん、それらはあります。が、一番重要なポイントではありません。
セミナーで話していた一番のポイントは、「良いレビューを多く獲得すること」だそうです。
あなたも、アマゾンで知らない本を買う場合には、レビューを参考にして決めませんか?アマゾンではなんといっても、レビューが強いんです。だからこそ、良いレビューをもらえる書籍を作ったり、レビューを書いてもらう仕掛けをする必要があります。
私的な考察:副業で電子書籍出版はありか?なしか?
私は、「あり」だと思います。
ブログを書いているような人、コンサルタントなどの専門家ビジネスをやりたいと思っている人なら向いています。そして、今取り組むのはオススメです。2~3年後やろうと思っても、競争が激しくなっていて難しい可能性があります。
今なら、電子書籍を出すことで権威性を獲得して、一気にビジネスのスタートダッシュを切ることができます。権威性を元に、他の商品やサービスの販売につなげることができます。楽です。
ただし、電子書籍を出す目的を印税狙いとするなら、あまりお勧めはしません。印税率は高いといっても、本は価格自体が低いので、大きくヒットし続けない限り、大きな収入には結びつきにくいです。あくまでも権威性を作ることをメインに考えた方がいいです。
さて、どうだったでしょうか?
電子書籍出版を試してみてもいいと思いましたか?ただ、そもそも書く技術に不安があるなら、まずはライターから始めるのもありですよ。
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